파우스트의 생일

1장

こんにちは。東の国のみんながそろってるのは珍しいですね。お出かけですか？
안녕하세요. 동쪽의 마법사들 모두가 모여있는 건 드문 일이네요. 외출 하시는 건가요?

こんにちは、賢者様。これからみんなでファウスト先生の授業を受けるんです。
안녕하세요, 현자님. 지금부터 모두와 파우스트 선생님의 수업을 받으러가요.

ちゃんと授業も受けないと、討伐に参加させないってファウストが言うからな。
제대로 수업을 받지 않으면 토벌에서 제외시킨다고 파우스트가 말해서 말이지.

俺はまあ、なりゆきで参加することになって。
나는 글쎄, 형식상 참여하게 돼서.

はあ……どうして僕がこんな役回りに。
하아......어째서 내가 이런 역할을.

（そう言いつつ付き合ってあげるあたり、ファウストは根が真面目ないい人だよなあ）
(그렇게 말하면서 어울려주는 걸 보면 파우스트는 뿌리부터 성실한 좋은 사람이구나)

わっ！？
왓!?

あっ、大丈夫か？悪いカシア！見えてなくて………。
앗, 괜찮아? 미안 카시아! 보이지 않아서.........

カイン！そっか、今日は会っていませんでしたね。
카인! 그런가, 오늘은 만나지 않았었네요.

（カインのく大いなる厄災>の傷も大変だな。触らないと、人が見えないなんて）
(카인의 대재앙으로 인한 영향도 큰 일이네. 만지지 않으면 사람이 보이지 않는 건)

そういえば、朝食の席にいなかったな。カイン、俺も触るよ？
그러고 보니 아침 식사 자리에 없었구나. 카인, 나도 만질거야?

ヒースもいたのか、助かる。他にも誰かいるなら、触ってくれるか？ふわあ……。
히스도 있었구나, 고마워. 그 밖에도 누군가 있다면 만져 줄까? 하아암 ...

眠そうですね。もしかして、今朝は寝坊ですか？
졸려보이네요. 혹시, 오늘 아침에 늦잠잔건가요?

そうなんだよ。今日は、中央の国では祝日なんだ。毎年休んでるから、つい寝過ごしちまってな。
맞아. 오늘은 중앙나라의 공휴일이거든. 매년 쉬고 있으니 습관처럼 늦잠자버렸네.

今日？なんのお祝いなんだ？
오늘? 무슨 날인데?

聖なる魔法使いファウストの生まれた日だよ。毎年、国を挙げて祝う祭日なんだ。
거룩한 마법사 파우스트가 태어난 날이야. 매년 공식적으로 축하하는 축제지.

聖なる魔法使いの……ファウスト？
거룩한 마법사...... 파우스트?

（それは……）
(그 사람.....혹시).............

……先生、今日お誕生日なんですか？
...... 선생님, 오늘 생일이십니까?

係違う。僕には関ない。
아니야. 나와는 관계없어.

え、でも……
에, 하지만......

これ以上その話をするつもりなら、今日の授業はなしだ。
그 얘기를 더 할 생각이라면 오늘 수업은 없다.

あっ…す、すみませんでした。
앗...죄, 죄송합니다.

…ふん。
...흥.

ファウスト先生....。すみません賢者様。俺たちはこれで失礼しますね。
파우스트 선생님... 죄송해요 현자님. 저희들은 이만 실례하겠습니다.

…はい。ヒースクリフもみんなも、頑張って下さいね。
...네. 히스크리프도 모두도, 열심히하세요.

ありがとうございます。それじゃあ。
고맙습니다. 그럼.

…なんか、悪いことしちまったかな。
...뭔가, 저질러버렸네.

カインは悪くありませんよ。今日が祝日なのは、本当なんでしょう？
카인은 잘못한거 없어요. 오늘 파우스트의 생일인거 정말인가요?

ああ。なんなら、街に出てみるか？きっと祭りムードだろうからな。
그래. 뭣하면, 밖에 나가볼까? 분명 축제분위기일걸.

疑ったわけじゃないですよ。中央の国では大切な日なんですね。
의심스러운게 아니에요. 중앙 국가에서는 중요한 날이군요.

そりゃそうさ。国が定めた祝日だぜ？まあ、今のファウストは、聖なる魔法使いって感じはしないけどな。
그래. 무려 국가가 정한 공휴일이라구? 뭐, 지금의 파우스트는 거룩한 마법사라는 느낌은 안 나지만.

（だからこそ、きっと複雑なんだろうな...）
(그래서 분명 사정이 복잡한 걸까 ...)

2장

（ファウストのことも気になるけど、ヒースクリフも結構きつく言われて元気がなくなってたよな）
(파우스트도 신경이 쓰이지만, 히스크리프도 상당히 풀이죽어서 기운이 없었지)

（授業ももう終わってると思うけど大丈夫かな）
(수업도 이제 끝났다고 생각하지만 괜찮을까)

ヒースクリフ、いますか？
히스크리프, 있어요?

賢者様？はい、ちょっと待って下さいね。
현자님? 네, 잠깐만 기다려주세요.

急にお邪魔してすみません。今、時間は……。
갑자기 와서 미안해요. 지금 시간은

...あれ、カシアか?
어라, 카시아인가?

カイン？それに、みんなも…。何かあったんですか？
카인? 게다가 모두들 .... 무슨 일이 있었나요?

俺はさっきのことでヒースが落ち込んでないか、心配で来たんだけどさ。
나는 아까 일로 히스가 우울해 하고있는지 걱정이 돼서 온 거야.

よお、賢者さん。今、愚痴大会をしていたところだ。
오오, 현자씨. 지금 푸념 대회를 하고 있던 중이야.

ぐ、愚痴大会？
푸..푸념 대회?

いえ、その……。あの後授業を受けたのですが、ファウスト先生がずっと不機嫌だったので......
아뇨, 그 ... 그 후에 수업을 받았습니다만, 파우스트 선생님이 쭉 차갑게 대하셔서.....

まったく、大人げないよなファウストも。
정말이지, 어른스럽지 못하네 파우스트도.

山ほど宿題を出された。オレは勉強よりも、早く強くなる方法を知りたいのに。
숙제가 산더미처럼 나왔다. 나는 공부보다 빨리 강해지는 방법을 알고 싶은데.

……俺の部屋に全員集まらなくてもいいと思うんですけどね。
...... 제 방에 모두 모이지 않아도 좋다고 생각 하지만요.

（………もしかして、シノとネロもヒースクリフが心配だったのかな）
(......... 혹시 시노와 네로도 히스크리프가 걱정되었던걸까)

それで、賢者様は俺に何のご用ですか？
그래서, 현자님은 저에게 무슨 볼일이라도 있으신가요?

ああ、いえ。私もヒースクリフが大丈夫かなと思って、顔を見にきただけなので。
아, 아뇨. 저도 히스크리프가 괜찮을까 하고 얼굴을 보러온것 뿐이에요.

そ、そうなんですか。すみません。…その、せっかく来て下さったので、相談してもいいですか。
그, 그랬군요. 죄송합니다. ... 그 모처럼 와 주신김에 상담을 해도 될까요?

相談？はい、なんでしょう。
상담? 네, 무슨일이에요?

やっぱり俺、ファウスト先生の誕生日をお祝いしたいんです。
역시 저는 파우스트 선생님의 생일을 축하해드리고 싶어요.

今、俺が賢者様の魔法使いとしてここに居られるのは、ファウスト先生のおかげですから。
지금, 제가 현자님의 마법사로 여기 있는 것은 파우스트 선생님 덕분이니까요.

く大いなる厄災>との戦いで守ってもらったことももちろんですし、魔法使いとして訓練をしてくれたこともたくさん感謝しています。
대재앙과의 싸움에서 지켜주신 것도 물론, 마법사로 훈련을 해 주신 것도 정말 감사히 생각하고있어요.

 

その……ちょっと素直じゃないですが、優しい部分もしっかりありますし。俺にとっては、本当に大切な先生なんです。
그...... 조금 솔직하지 못 하지만 부드러운 부분도 제대로 있고. 저에게는 정말 소중한 선생님이에요.

ヒースクリフ…。
히스크리프...

オレもヒースと同感だ。せっかくの誕生日だからな。
나도 히스와 같은 생각이다. 모처럼의 생일 이니까.

でも、ファウストは絶対に嫌がるぞ。誕生日の話をしただけで、1日中不機嫌だったからな。
하지만 파우스트는 절대적으로 싫어하는거야. 생일 이야기를 한 것만으로도 하루 종일 까칠했으니까.

………そうですね。私もできればお祝いしたいと思いますが、無理強いするのも悪いですし。
......... 그렇네요. 저도 할 수 있다면 축하해주고 싶어요. 하지만 강요하는 것도 좋지 않으니까요.

…よし、わかった！ 俺に任せてくれ。
...좋아, 알았다! 나에 맡겨줘.

カインには、何か良い案がえっ？ あるの？
카인에게는 뭔가 좋은 방법이 있나요?

まあな。ただし、賢者様にも協力してもらいたい。
그런거지. 단, 현자님에게 도움을 받고 싶어.

私にできることなら、任せて下さい。
제가 할 수 있는게 있다면 도와드릴게요.

よし、決まりだな。 じゃあ、作戦会議といくか！
좋아, 결정됐네. 그럼, 작전 회의 해볼까!

잠시 후

ふう……。
엇......

賢者。
현자.

あ、ファウスト。こんばんは。
아, 파우스트. 안녕하세요.

......ヒースは？
......히스는?

ヒースクリフですか?今なら部屋にいると思いますよ。
히스크리프요? 지금이라면 방에 있을거라고 생각해요.

……そうか。邪魔をしたな。
......그런가. 실례했군.

あれ、帰っちゃうんですか？
어, 돌아가는건가요?

ヒースクリフに会いに来たんじゃ大した用じゃないからな。別にいい。
히스크리프를 만나러 온 게 대단한 용건은 아니니까. 상관 없어.

（もしかして、ファウストもヒースクリフを気にしてたのかな？…本当に、生真面目で優しい人だなあ）
(혹시, 파우스트도 히스크리프를 걱정하고 있었던 걸까? ... 정말 솔직하지 못하고 상냥한 사람이네)

…おい、何故きみは僕についてくるんだ。何か用か？
... 이봐, 왜 너는 나를 따라 오는거야. 뭔가 용건이 있나?

ファウストの誕生日なので、お祝いをしたいんです。
파우스트의 생일이므로 축하해주고 싶어요.

......はああ。
......하아아.

あの……。お話だけでもさせてもらえませんか？
저어...... 얘기만이라도 해주지 않을래요?

………………わかった、ついてこい。
......................알았다, 따라와.

3장

ほら、入りなさい。
자, 들어와.

お邪魔します。…怒られるかと思ってました。
실례합니다. ...혼날줄 알았어요.

怒られたかったか？
혼나고 싶은건가?

い、いいえ！
아, 아뇨!

ふん……。
흥......

ファウスト…。今日は、お誕生日で間違いないんですよね？
파우스트... 오늘 생일 맞죠?

さあな。……ただ、長いこと生きていると、生まれた日なんてどうでもよくなる。
글쎄다. ......그저, 긴 생을 살아가다보면 태어난 날같은건 어떻게 돼도 상관없어.

だから、それを祝いたい気持ちなんて僕にはわからない。…勝手に祝日にするやつの気持ちもな。
그러니까 생일을 축하하고 싶다는 기분따위 나는 잘 모르겠어. ...멋대로 공휴일로 만든 놈의 기분도.

（………ファウストの過去を考えれば、中央の国がしていることは、やっぱり複雑だよな）
(......... 파우스트의 과거를 생각하면, 중앙의 나라가 하고있는 것은, 역시 복잡한 사정이네)

その……祝日に決めた人の気持ちは、私にもわからないですけど。
저......공휴일로 정한 사람의 기분은 저도 잘 모르겠어요.

でも、私たちは…ヒースクリフもシノも、ネロも。みんなファウストのことが好きだからお祝いしたいんです。
그래도 저희들은...히스크리프도 시노도 네로도. 모두 파우스트를 좋아하니까 축하해주고싶은거에요.

これは、私たちの気持ちとして、はっきり言えます。
이건, 저희들의 마음으로서 확실히 말할 수 있어요.

……………………………そうか。
.................................그런가.

야옹~

あっ！
앗!

猫の鳴き声？魔法舎の中で珍しいな...
고양이의 울음 소리? 여기 안에서는 드문 데...

......あの、ま、待って下さいファウスト！今扉を開けたらその...っ！
......저, 기..기다려주세요 파우스트! 지금 문을 열면 그게...!

……………………いいよ。
........................괜찮아.

벌컥

さて、きみはどこから来たんだ…。
자아, 넌 어디서 온거니...

今だシノ、やれ！
지금이야 시노, 해!

《マッツァースディーパス》
《맛차아스디이파스》

はっ…縄だと！？
핫...줄이라고!?

よし、作戦成功！
좋았어, 작전성공!

やったぜ！
해냈다!

ファウスト先生すみません！シノ、あんまりきつく縛るなよ！
파우스트 선생님 죄송합니다! 시노, 너무 세게 묶지는마!

ヒース、オレの腕を疑うのか？加減は完壁だ。
히스, 내 실력을 의심하는거냐? 마무리는 완벽하다.

...............

ファウスト、本当にすみません！大丈夫ですか？
파우스트, 정말로 죄송해요! 괜찮아요?

……………………………一応、説明してもらおうか。
................................. 일단 설명을 들어보도록하지.

ファウストが猫好きだって聞いてたんでな。賢者様のとっておきの猫スポットから、一匹拝借してきたんだよ。
파우스트가 고양이 좋아한다고 들어서 현자 님의 소중한 고양이 출몰지에서 한 마리 빌려 온거야.

その猫を餌にして、あんたが出てきたらオレの魔法で捕まえる作戦だ。簡単だったな。
그 고양이를 미끼로 해서 당신이 나오면 마법으로 잡는 전략이다. 간단했어.

…………僕の授業も、これぐらい真剣に聞いて欲しいものだな。
............ 내 수업도 이렇게 진지하게 들으면 좋을텐데 말이다.

さあ、ファウスト。観念しておまえの誕生日パーティーに参加してもらおうか。
자, 파우스트. 단념하고 네 생일 파티에 참석해주실까.

パーティーだと？
파티라고?

時間が足りなかったんで、ケーキは作れなかったけどな。けど、あんたの好きそうな料理は粗方作ったぜ。
시간이 부족해서 케이크는 못 만들었지만. 당신이 좋아하는 요리는 만들어뒀어.

他の魔法使いたちにも声をかけたんですけど、来てくれるそうですよ。
다른 마법사들에게도 얘기했더니 와준다고해요.

…もの好きなやつらだな。
...사람좋은 녀석들이군.

逃げられるなんて思うなよ、ファウスト。楽しい宴の始まりだ！
달아날 생각은 하지마 파우스트. 즐거운 연회의 시작이다!

（カイン、台詞が悪役みたいになってる......）
(카인, 대사가 악역같은 느낌이 됐네 ......)

………………………はああ。
........................... 하아아.

ファウスト、大丈夫ですか？
파우스트, 괜찮아요?

………逃げないよ。きみたちからはな。
.........도망 안 가. 너희들로부터는.

ファウスト、もしかして...
파우스트, 혹시...

（最初からわかってて、わざと捕まってくれた？）
(처음부터 알면서도 일부러 잡혀준건가?)

賢者様、行きましょう。
현자님, 가요.

……そうですね。最高に楽しい誕生日パーティーにしましょう！
......그렇네요. 최고로 즐거운 생일 파티로 만듭시다!

…ほどほどにな。
...적당히말이지.